ノバルティス　ディオバン（バルサルタン）臨床研究データ捏造疑惑

疑惑のディオバン臨床研究リスト
（利益相反問題の隠蔽、及びデータ捏造疑惑）
・ Kyoto Heart Study （試験統括責任者：京都府立医科大学松原弘明）
・ 2013年7月11日: 京都府立医医科大学の調査委員会は、　「バルサルタンに効果が出るように解析データが操作されていた」とする内部調査結果を公表した。
　・ EHJ誌論文１報、Circ J誌論文２報、Int J Cardiol誌論文２報の合計５報が撤回済み。
　　（残り１報のAm J Cardiol. 2012の撤回告知はされていません(2013年8月1日現在）。

・ Jikei Heart Study（First and corresponding author：武蔵野大学メディカルセンター院長、元東京慈恵医科大学教授　望月正武）
・ 2013年7月30日: 東京慈恵会医科大学の調査委員会は、「患者カルテと論文データを照合した結果、本学研究チームが関与しない統計解析段階において、血圧値の一部に人為的なデータ操作があった。」とする中間報告をまとめた。　
・ 2013年9月7日: 学術誌ランセットが、同誌に掲載された論文「Jikei Heart Study」を撤回すると発表した。（参考→論文「Jikei Heart Study」の撤回について（慈恵大学）、→Retraction notice (The Lancet)）

・ Nagoya Heart Study（Corresponding author：名古屋大学大学院医学系研究科循環器内科教授　室原豊明）
　　・2013年12月13日：「Nagoya Heart Studyに係る問題についての調査中間報告」を発表した。名大病院で登録され解析対象となった141人のカルテ、参加医師らが入力したウェブ入力データ、解析用データとエンドポイント委員会の評価の照合した結果、恣意的なデータ操作は無いとの判断を示した。

・ VART（Last author：千葉大学大学院循環病態医科学循環器内科　小室一成）
　・2013年5月に、ノバルティス社員の白橋伸雄の所属隠蔽に関して、論文内容が訂正された。（しかし、誰が所属隠蔽を指示したかは不明のまま。）
・ 2013年8月9日の厚労省の第１回検討委員会　（資料）にて、千葉大学より提出された調査状況資料によると、「血圧の測定全ポイント 1512 中、67 ポイント（4.4％）においてデータベース情報とカルテ記載とに相違がみられた。」「イベント数に関してデータベース情報とカルテデータ情報に相違が無かった。」と報告された。（参考資料→第１回高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会議事次第）
・ 2013年12月17日に、千葉大の調査委員会は、「患者約千人のうち108人分のカルテとデータベースの情報を照らし合わせた結果、1512件中65件（4.3%)の数値に食い違いが判明した」とする中間報告を発表した。
・ 2013年12月25日に、厚労省の第４回検討委員会にて、「データの食い違いの頻度が多く、ずさんな研究だったと結論すべきだ」「これだけ誤記があっては、科学研究としてありえない」との批判がでた。

・ SMART （Last and corresponding author：滋賀医科大学病院長　柏木厚典）
　・データとカルテの値に相違があることが、厚生労働省の検討会で明らかになった。
　・滋賀医大のディオバン臨床研究SMARTの論文中の血圧値に異常値が記載。
　　　論文訂正の必要あり。 Resultsにおける記載 → "AM: 132/771±1/10 mmHg"
　　　アムロジピン単独治療群の拡張期血圧値が771mmHg
　・ 2013年12月： Diabetes Care誌のSMARTに関する論文について、身分を隠蔽して著者に名を連ねていた白橋伸雄氏とSawaguchi Makoto 氏がノバルティスファーマ社員であるという訂正（Correction）を同誌に出した。
　・ 2014年1月20日：滋賀医科大学は、SMARTのDiabetes Care誌論文の撤回通知を2014年1月17日に米国糖尿病学会誌から受け取ったことを公表し、同時にSMARTの研究責任者でもあった滋賀医科大学病院長の柏木厚典理事は辞意を表明した。

臨床研究データが改ざんされていたディオバン錠

ノバルティスのディオバン問題の関係者の疑惑について
白橋伸雄（ノバルティスファーマ社の社員：大阪市立大学非常勤講師として身分を隠し臨床研究の統計解析に関与。データ捏造への関与が疑われている。また、所属先として記された大阪市立大の研究グループは存在しないことがわかった。元社員は市立大の非常勤講師を兼務していたが、参加した５大学の臨床研究の全てで、市立大の許可を得ていないことも判明。市立大側は「重大な虚偽の記載」とみて調べている。）
松原弘明（京都府立医科大学循環器内科教授：Kyoto Heart Studyの統括責任者。臨床研究データ捏造への関与が疑われている。また、基礎研究論文では既に、１４論文における論文捏造が京都府立医大の調査委により認定されている。捏造基礎研究論文をもとに虚血治療の臨床試験を行っており、人体実験にあたるのではないかという批判もある。日本高血圧学会の元理事。）。2013年2月28日に退職。その後、論文不正の責任により、退職手当額全部返納の処分が下され、2013年10月10日に全額が返納された（参考→「臨床研究事案等を踏まえた再発防止策　及び　教員に係る処分等について」）
小室一成（千葉大学、大阪大学、東京大学循環器内科教授：VART関係者、日本高血圧学会理事。基礎研究論文でも疑惑あり。１５論文におけるデータの不適切な利用が疑われている。日本高血圧学会の理事。）
光山勝慶（熊本大学大学院生命科学研究部生体機能薬理学分野教授：Kyoto Heart StudyのEndopint committee member、元大阪市立大学医学部・医学研究科所属、日本高血圧学会理事。基礎研究論文でも疑惑あり。９論文におけるデータの不適切な利用が疑われている。2013年8月4日に高血圧学会学術誌Hypertension Researchの編集長を辞任。）
森下竜一（大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学教授：日本高血圧学会理事。小室・光山・堀内氏らとディオバン宣伝のため何度も座談会に参加、基礎研究論文でも疑惑あり。ATVB. 2011;31:713-20.の論文と、Hypertens Res. 2010;33:114-5.の論文における他者論文からの英文の盗用が疑われている。）
萩原俊男（大阪大学大学院医学系研究科　老年・腎臓内科学教授：Jikei Heart Studyに賞賛のコメント、基礎研究論文でも疑惑あり。森下氏と共著のATVB. 2011;31:713-20.の英文盗用疑惑論文の最終著者。）
堀内正嗣（日本高血圧学会理事長、小室・光山・森下氏らとディオバン宣伝のため何度も座談会に参加）
青野吉晃（ノバルティスファーマ社の元営業本部長、現在は日本べーリンガーインゲルハイム社長、白橋伸雄社員が統計解析者として関与したディオバン臨床研究における身分隠蔽（COI違反）を認識していた可能性が高い）
藤井幸子（ディオバンの市販準備からマーケティングの責任者として辣腕を振るい、売上げ年間1000億円を達成するまで担当した。当時の肩書は『ディオバンマーケティング部長』。ノバの企業カラーである『赤』のスーツに身を包み、足しげく大学病院に通っていた。実際に彼女はいろいろな大学にパイプを持っており、日本高血圧学会の幹部にも食い込んでいた。）
原田寿瑞（2002年より、ノバルティスファーマ株式会社にて、高脂血症治療薬、高血圧治療薬のマーケティングマネージャーを担当。2006年4月1日まで、医薬品事業本部循環器事業部マーケティング部ディオバングループグループマネージャー。その後、医薬品事業本部マーケティング本部循環器領域マーケティング部長などを歴任）
宮田満（ディオバン発売以前よりノバルティス社によるプロモーション戦略に参画し、臨床試験の経過や成果を大きく紹介してきた「日経ＢＰ社（日経メディカル）」の特命編集委員。また、個人的にも、ノバルティス社主催のバイオキャンプで講演したり審査員代表を務めるなど、ノバルティス社と利益相反関係にある人物。このようにノ社と利益相反関係にあるもかかわらず、なぜか、「ディオバン臨床研究問題に関する厚労省検討委員」に選ばれる。また、委員会参加に関する申告書には、「ノ社からの金銭の受領なし」と記載し、「審議の公平さに疑念を生じさせると考えられる特別の利害関係を有することがありましたらご記入ください。」の欄には何も記入しなかったことから、虚偽申告が疑われている。

ノバルティスは臨床研究を実施した各大学に計11億円超の奨学寄附金を提供していた。研究不正（データ操作）を後押しか？
各大学のディオバンの臨床研究は、ノバルティスファーマ社から提供された奨学寄附金によって実施されていた。金額は、京都府立医大が3億8170万円、名大が2億5200万円、千葉大が2億4600万円、東京慈恵医大が1億8770万円、滋賀医大が6550万円だった。5大学の合計額は11億円を超えた。

ノバルティスはディオバン（バルサルタン）の捏造された臨床研究結果を販売促進のために利用し、これまで1兆2000億円超を売上げた。
プロモーション資材としては、Jikei Heart Studyに関する論文が419種類、KYOTO HEART Studyが285種類、SMARTが126種類、VARTが118種類、NAGOYA HEART Studyが109種類の説明用資料や広告などに使われていた。

捏造研究を基にした、ノバルティス社の販促資料や宣伝記事の例

ノバルティス関係者らによる不正行為は、誇大広告を禁止する薬事法６６条や、独占禁止法１９条（欺まん的顧客誘引）に抵触する可能性もある。
ノバルティス疑惑、独禁法適用の可能性厚労省にとって「最悪の事態」も　（ブログ：郷原信郎が斬る）

バルサルタン（ディオバン錠）の採用を中止した病院のまとめ
2013年5月23日京都府立医科大学附属病院薬剤部：ノバルティスファーマ（株）の医薬品の取引停止について
2013年7月22日東京都済生会中央病院：バルサルタン（ディオバン錠）採用中止のお知らせ
2013年7月26日伯鳳会グループ：ディオバン製品を採用中止、5病院で
2013年8月13日福井県医療生活協同組合に所属する県内３医療機関（光陽生協病院、光陽生協クリニック、つるが生協診療所）：ディオバン、福井の３医療機関が処方中止
2013年8月15日日刊薬業：聖マリ医大病院　ディオバン製品の採用中止、血管障害予防否定で
2013年8月27日毎日新聞：バルサルタン:徳洲会グループが使用を中止
2013年8月28日毎日新聞：バルサルタン:民医連が使用中止決める

ディオバン臨床研究不正問題に対する各官公庁機関や関係法人の対応
・　厚生労働省：　
　2013年8月9日　第１回高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会　資料　議事録
　2013年9月2日　第２回高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会　資料　議事録
　2013年9月30日　第３回高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会　資料　議事録
　2013年10月8日　高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会（中間とりまとめ）
　2013年12月25日　第４回高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会　資料
　2014年1月9日　ノバルティスファーマを薬事法違反の疑い（誇大広告）で東京地検に告発した。

・　日本学術会議：
2013年7月23日　会長談話「科学研究における不正行為の防止と利益相反への適切な対処について」を公表
2013年7月26日　科学研究における健全性の向上に関する検討委員会」を設置
2013年8月22日　科学研究における健全性の向上に関する検討委員会（第1回）（＜バルサルタン疑惑＞学術会議の検討委が初会合）
2013年8月22日　科学研究における健全性の向上に関する検討委員会（第2回）
2013年8月22日　科学研究における健全性の向上に関する検討委員会（第3回）
2013年8月22日　科学研究における健全性の向上に関する検討委員会（第4回）
2013年10月18日　科学研究における健全性の向上に関する検討委員会臨床試験制度検討分科会（第1回）（議事録、資料）
2013年11月29日　科学研究における健全性の向上に関する検討委員会臨床試験制度検討分科会（第2回）
2013年12月20日　臨床研究にかかる利益相反（COI）マネージメントの意義と透明性確保についての提言をまとめた。

・　一般財団法人日本製薬医学会：　
2013年7月18日　臨床研究の信頼性に関する緊急提言

・　日本医学会：　
2013年5月24日　日本医学会利益相反委員会での検討結果について
2013年7月12日　Kyoto Heart Studyに関する見解

ノバルティスと日本高血圧学会理事らの深い関係
・　バルサルタン問題および基礎研究論文不正問題（捏造、盗用）で疑惑の小室一成氏, 光山勝慶氏, 森下竜一氏は、高血圧学会理事長の堀内正嗣氏と共に、ノバルティス広告のみ満載のCardiovascular Frontier誌の編集委員である。
・　堀内正嗣／森下竜一／小室一成／光山勝慶の４人は、Cardiovascular Frontier誌だけでなく、Pharma Medica誌においても、ノバルティスのディオバン（バルサルタン宣伝）のために、座談会を開催していた。また、堀内氏、小室氏、光山氏に加え、同じく日本高血圧学会理事である檜垣實男氏らは、「Jikei Heart Study」の宣伝ホームページ上で称賛のコメントを寄せていた。
・　ノバルティスと深い関係にある４人が理事、理事長を務める日本高血圧学会（理事長:堀内正嗣、理事:小室一成,光山勝慶,森下竜一）によって発表された「小室一成教授らのVART（バルサルタン臨床研究）には不正は無い」との判断の信頼性は低い。
・　日本高血圧学会から、ノバルティスと深い関係にある堀内正嗣氏、森下竜一氏が第三者委員会のオブザーバーおよび委員として、臨床試験に関わる第三者委員会報告書を発表(2013年5月25日にWEBに公開）。第三者委員会のオブザーバーおよび第三者委員として、堀内正嗣氏、森下竜一氏、木村玄次郎氏らが参加。しかしながら、堀内正嗣氏、森下竜一氏の両氏は前述のようにノバルティスと関係が深い人物。さらには、木村玄次郎氏はノバルティス社の降圧薬アリスキレンについて学会発表したり（CP4-22）、ノバルティス社の広告が満載の雑誌にも寄稿しARB（バルサルタンなど）と利尿剤の合剤を宣伝したり、ノバルティス社のディオバンの広告塔としてノバルティス社のディオバンのホームページで座談会形式でディオバンを大絶賛していた。
・　日本高血圧学会（理事長堀内正嗣氏）が、ディオバン臨床研究不正疑惑を報じたフライデーを出版している講談社に対し強く抗議し記事の訂正を求めたのには、このようなノバルティスと日本高血圧学会の深い関係があり、利益相反隠蔽を放置しノバルティスの宣伝広告塔として活動してきたという、もはや後には引けない事情があるからではないだろうか。

日本高血圧学会に関連するニュースのリスト
2013年5月13日日本高血圧学会：臨床試験に関わる第三者委員会報告書
2013年7月18日日本高血圧学会：最近の報道と関連して高血圧治療について
2013年8月1日日本高血圧学会：バルサルタン(ディオバン(R))を用いた臨床研究に関する報道と高血圧治療について
2013年8月6日産経新聞：疑問多い高血圧学会の対応【家庭医が教える病気のはなし】
2013年8月7日日本高血圧学会：日本高血圧学会倫理委員会発足の経緯
2013年8月7日毎日新聞：降圧剤疑惑:高血圧学会が倫理委設置
2013年8月7日 CB News：降圧剤データ操作で高血圧学会が倫理委設置- 関与会員の処分議論
2013年8月7日 RISFAX：高血圧学会ＪＩＫＥＩ論文、ガイドラインから引用削除
2013年8月7日日本高血圧学会：バルサルタン(ディオバン(R))を用いた臨床試験に関する学会の対応の経過報告(8月7日)
2013年8月7日日本高血圧学会： Hypertension Research編集長交代について　（光山勝慶理事が編集長を辞任。森下竜一理事が暫定的に編集長の職務を遂行することが理事会で承認される）
2013年10月30日　日本高血圧学会：「バルサルタン臨床試験の問題に関する高血圧学会の対応の経過報告」

ノバルティス社と深い繋がりがある日経BP社（日経メディカル）の宮田満氏が、「ディオバン臨床研究問題に関する厚労省検討委員」に加わる厚顔
・　宮田満氏は、ディオバン発売以前よりノバルティス社によるプロモーション戦略に参画し、ディオバンの臨床試験の経過や成果を大きく紹介してきた「日経メディカル（日経ＢＰ社）」の特命編集委員他の委員から「委員会の信頼性が疑われかねない」と懸念する声も。（毎日新聞の記事より）
・　日経BP社の宮田満氏は、ノ社主催の「2006 ノバルティスバイオキャンプ」でも『成功するバイオベンチャーの法則』と題して講演をしていた。
・日経BP社の宮田満氏は、ノ社主催の「ノバルティスバイオキャンプ2007国際大会」の審査員代表を務めるなど、ノ社のプロモーションにも深く関わっていた疑いがある。
・　日経BP社の宮田満氏は、ノバルティス社主催のバイオキャンプで講演したり審査員代表を務めているが、ノ社から金銭を受け取ってるのではないだろうか？宮田満氏は、厚労省のディオバン検討委員会参加に際し、「ノ社からの金銭の受領なし」と記載し、「審議の公平さに疑念を生じさせると考えられる特別の利害関係を有することがありましたらご記入ください。」の欄には何も記入しなかったことから、虚偽申告にはあたらないのか？（参考資料→第１回高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会議事次第）
・　ノバルティス社はメディア（日経メディカルなど）に広告費を払い、メディアは学者に取材謝礼を払い、医者はバルサルタンを買い、バルサルタンの売上利益でまたメディアに広告記事を打つ。３者の間で利益が還流していた　（フライデー 6/7日号より）
・　日経メディカル（日経BP社）は、ディオバンの捏造臨床研究 Kyoto Heart Study をホームページTOPで、長年宣伝し続けてきた。日経BPはノバルティスから一体幾らの広告費を受けとったのか？
　 ↓　2009年12月のホームページ　http://web.archive.org/web/20091209084845/http://medical.nikkeibp.co.jp/
　 ↓　2013年1月のホームページ
　http://web.archive.org/web/20130117093300/http://medical.nikkeibp.co.jp/
・　日経BP（日経メディカル）、松原弘明（日本高血圧学会）、ノバルティスの三位一体のディオバン宣伝（ 2009. 9. 17：日本人ハイリスク高血圧患者においてバルサルタンがエビデンス獲得、従来治療に対するバルサルタン追加の心血管イベントに対する影響を検討、Interview of Chief Investigator 「ARBは降圧治療の第一選択として相応しい」京都府立医科大学大学院医学研究科循環器内科学教授松原弘明氏に聞く）
・　(株式会社薬新井高のブログ) ディオバン真相解明に日経ＢＰ・宮田氏を入れるのはおかしい！：　宮田さんの個人攻撃をするつもりはないですが、厚労省が日経ＢＰ社から委員を選んだこと自体、問題なのです。というのは日経ＢＰ社は、今回、不正が問題になっているディオバンの臨床研究で、日本高血圧学会の重鎮を呼んで何度も何度も座談会を開き、この臨床研究を使ったノバルティスのプロモーションを支援し、莫大な収益を上げた会社だからです。検討会の今後の論点にはこうあります。「ノバルティス社が一連の誤ったデータに基づきディオバンに関する広告等の販売促進活動を行ったこと及びそれにより得た売上金額についてどう考えるべきか」。もしこの論点を、しっかり議論しようとするなら、当然、「誤ったデータ」で座談会を開いてディオバンの「付加価値」を褒め称え、莫大な収益を得た専門メディアの「責任」も問うべきなのです。しかし、宮田さんが委員に入っている限り、そうはならないでしょう。それに事前の打ち合わせなど、委員しか知り得ない情報が宮田さんを通じて日経ＢＰ社の幹部に筒抜けになってしまうでしょう。厚労省は本気で、この問題を議論する気があるのでしょうか？平気で今回のような人選をしてしまうセンスのなさに絶望感さえ抱いてしまいます。

臨床研究における不正と、基礎研究における不正に、同じ研究者が関与しているのは果たして偶然か？

（研究倫理感が不十分な研究者らが、ノバルティス社に付け込まれた？）

1) 松原弘明グループの論文不正疑惑まとめブログ（告発文書１、文書２、文書３）

2) 小室一成グループの論文不正疑惑まとめブログ（告発文書テンプレート）

3) 光山勝慶グループの論文不正疑惑まとめブログ（告発文書テンプレート）

4) 森下竜一グループの論文不正疑惑まとめブログ

　Kyoto Heart Studyのデータ改ざんについては、京都府立医科大学の調査報告書によると、白橋伸雄氏だけでなく、医師がデータ改ざんに関与している可能性も否定されていません。
　京都府立医大の報告書３ページ目の「④データの操作について」には、「・・・上記データ操作には解析担当者及び事務局責任者も関わることができたと推測された。」とあります。

解析担当者はノバルティスの白橋伸雄氏、事務局責任者には京都府立医科大学の松原弘明（元）教授らが含まれます。

　現在も、結局誰がデータ操作をしたのか明らかになっていません。白橋氏はJikei Heart Study等、データ改ざんが疑われる別の臨床研究にも関与していたことから、Kyoto Heartのデータ改ざんに関与していた可能性が高いと推測されていますが、その証拠も証言もありません。

　また、松原弘明（元）教授は、始めは、臨床研究（Kyoto Heart Study）での疑惑で騒がれていたわけではなく、基礎研究論文での不正疑惑が2011年末に騒がれ、調査の結果、2013年4月に基礎研究１４論文の計５４件で画像の改ざん等の不正行為があったとする報告が出されました。

　・　まとめブログ→　京都府立医科大学松原弘明の不正　　・　当時のニュース→　読売新聞：元教授の１４論文に捏造・改ざん…京都府医大

　まとめブログの論文画像改ざん行為の説明図一覧を見てもらえれば、細胞等の画像の一部を切り取って別の画像としたり、グラフの折れ線を上下反転させて別の論文で使い回されているのがおわかり頂けると思います。極めて悪質な捏造の態様が伺えます。

　実際に、京都府立医大の調査委員会は、松原元教授がデータの基になる実験ノートなどを調査委に提出せず、明確に反証しなかったことから、「捏造や改ざんが行われた」と結論付けました。このように、松原教授は、捏造・改ざんといった意図的で悪質な研究不正を長期に渡って広範囲に行ってきたのです。

　このような松原教授の研究倫理観の無さから判断すると、臨床研究（Kyoto Heart Study）においても、データ操作に関与していた可能性があると推測されても無理はないでしょう。もちろん、ノバルティス社の白橋氏と松原教授が、結託してデータ操作を行った可能性も推測されます。

京都府立医大の松原弘明教授らによる論文データ捏造・改ざんの例

（筋肉の切片画像が、切り貼りされて加工されている。意図的な研究不正が伺われる。）

光山勝慶氏と山中伸弥氏の論文疑惑の繋がり
（ディオバン問題とは直接は関係がないが、大阪市立大学医学部に不正の元凶があることを示唆か？）

山中伸弥（大阪市立大学医学部・医学研究科出身、同研究科に元所属の光山勝慶グループの疑惑論文２報で共著、さらに、山中伸弥氏自身の筆頭著者・責任著者論文にも疑惑）

山中氏共著の疑惑論文２報→　Circ Res. 1998;83:752-60. 、Hypertension. 1998;31:50-6.

山中氏自身の論文の疑惑→　EMBO J. 2000;19:5533-41.
（ノバルティス社の白橋伸雄氏も大阪市立大学の非常勤講師として、身分を隠蔽し臨床研究に関与していた。）

ノバルティスファーマの嘘

ノバルティスファーマ社が、捏造疑惑および利益相反行為隠蔽で問題のKYOTO HEART Studyをディオバンの販売促進に利用してきたことは、昔のノバルティス社のプレスリリースに残っている（現在は削除）　→　インタネットアーカイブ

　また、ノバルティスファーマ社は京都府立医大に奨学寄付金を出している（京都府立医科大学循環器内科学・腎臓内科学教室への奨学寄付金一覧）。さらには、松原弘明教授によりKYOTO Heart Studyの結果が欧州心臓病学会（ESC）2009にて発表された直後には，ノバルティスは松原教授による招聘講演（メディアフォーラム）を開催している。http://therres.jp/3topics/2009/20091001163546.php (魚拓）

この点からも、ノバルティスと松原弘明教授との間に利益相反問題（COI: Confilict of Interest）が存在したことは確かである。

　さらに、毎日新聞の記事をたどるとノバルティスファーマが虚偽発表、隠蔽を行っていたことがわかる。2013年2月頃の毎日新聞の取材に対してノバルティスファーマは「医師主導で、解析などに一切関わっておらず、コメントする立場にない」と答えていたが、その後、京都府立医大のKyoto Heart Studyに関する撤回された論文にはノバルティスファーマ社員の白橋伸雄が統計解析者として名を連ねていたことが明らかになり、ノバルティスファーマの嘘が暴かれることとなった。

京大・由井芳樹氏が、Lancet誌や週刊日本医事新報などで、日本で行われたディオバンの臨床試験における“統計学上の懸念”（データ捏造・改ざん疑惑）を指摘したことが、データ操作問題発覚に繋がった。

・　MT Pro記事

・　Concerns about the Jikei Heart Study: The Lancet, Volume 379, Issue 9824, Page e48, 14 April 2012

・　週刊日本医事新報 No.4595 2012年5月19日発行

OPINION ・ Valsartanを用いた日本の高血圧臨床試験の血圧値に関する統計学的懸念（京都大学医学部附属病院循環器内科由井芳樹）

・　週刊日本医事新報 No.4618 2012年10月27日発行

高血圧臨床試験の血圧データに関する統計学的考察－VARTを事例として（佐藤泰憲、高野博之、小室一成）

・　週刊日本医事新報 No.4623 2012年12月1日発行

日本のvalsartan臨床試験血圧値の統計学的懸念に関する反論へのコメント（京都大学医学部附属病院循環器内科由井芳樹）

・　月刊循環器（CIRCULATION） 2012年11月号【特集】群雄割拠の降圧薬 -beyond blood pressure effectは真か嘘か

日本で行われたバルサルタン臨床試験の統計的異質性～試験終了時の収縮期血圧，拡張期血圧の群間での一致問題～／由井芳樹

↑　ディオバン（バルサルタン）の臨床研究の統計学的懸念の解説図１

↑　引用元：週刊日本医事新報 No.4595

J－CLEAR（臨床研究適正評価教育機構）の理事らや、その他医師・研究者らが、京大・由井芳樹氏の指摘以前に、ディオバンの臨床試験の問題点を指摘していた。

・　（週刊日本医事新報No.4550 2011年7月9日） J- CLEAR通信」（11） JIKEI–HEARTから NAGOYA–HEARTまで－日本のEBMをどうしようというのか（J－CLEAR（臨床研究適正評価教育機構）理事長、東京都健康長寿医療センター副院長桑島巌）

・　（週刊日本医事新報No.4638 2013年3月16日） J-CLEAR通信（29） KYOTO HEART Study論文撤回に関して（緊急寄稿） (東京都健康長寿医療センター顧問／臨床研究適正評価教育機構（J-CLEAR）理事長桑島巌)

・　（週刊日本医事新報No.4642 2013年4月13日）KYOTO HEARTから学ぶこと

・　（NEJM, Lancet拾い読み）　嘘はつけないしペテンも不可能：JIKEI Study

・　（山崎力 (著)）ドキドキワクワク論文☆吟味。医学統計ライブスタイル [単行本]

・　（JIKEI HEARTの問題点を丁寧に解説した医学書院のページ）　論文解釈のピットフォール・　【第9回】臨床試験のエンドポイントを読む――「心血管イベント」はみな同じ？植田真一郎（琉球大学大学院教授・臨床薬理学）

・　（六号通り診療所所長のブログ）Kyoto Heart Study の謎 [科学検証]

・　（ROCKY NOTE）日本人に対するARBの効果：KYOTO HEART Study (090904, 090923)

・　（raison d'être）疑惑の論文（一般の方は読んじゃだめ！？） [噂のヘルス情報]

ノバルティスのディオバン臨床研究不正問題や、関係者の基礎研究不正問題に関する報道、記事の時系列一覧
2011年7月9日週刊日本医事新報No.4550： J- CLEAR通信」（11） JIKEI–HEARTから NAGOYA–HEARTまで－日本のEBMをどうしようというのか－桑島巌
2011年12月26日京都府立医科大学への研究不正告発文書、文部科学省への研究不正告発文書
2011年12月27日関西医科大学への研究不正告発文書
2012年3月12日 Hypertension published online March 12, 2012：Expression of Concern
2012年3月13日 Retraction Watch： Five papers by prominent cardiologist Hiroaki Matsubara subject to Expression of Concern
2012年3月13日 CARDIO BRIEF： Prominent Japanese Cardiologist Accused of Scientific Misconduct
2012年3月15日朝日新聞：京都府立医科大教授、論文改ざんの疑い大学が聴取
2012年4月14日 The Lancet, Volume 379, Issue 9824, Page e48：（Concerns about the Jikei Heart Study）（由井芳樹）
2012年5月19日週刊日本医事新報 No.4595　OPINION ・ Valsartanを用いた日本の高血圧臨床試験の血圧値に関する統計学的懸念（由井芳樹）
2012年10月5日月刊循環器（CIRCULATION） 2012年11月号【特集】群雄割拠の降圧薬 -beyond blood pressure effectは真か嘘か：日本で行われたバルサルタン臨床試験の統計的異質性～試験終了時の収縮期血圧，拡張期血圧の群間での一致問題～（由井芳樹）
2012年10月27日週刊日本医事新報 No.4618：高血圧臨床試験の血圧データに関する統計学的考察－VARTを事例として（佐藤泰憲、高野博之、小室一成）
2012年12月1日　週刊日本医事新報 No.4623：日本のvalsartan臨床試験血圧値の統計学的懸念に関する反論へのコメント（京都大学医学部附属病院循環器内科由井芳樹）
2013年1月8日 Forbes： Two Retractions For Embattled Chief Investigator Of Kyoto Heart Study
2013年2月2日 Forbes： Important Study Of High Blood Pressure Medicine Retracted
2013年2月4日 Retraction Watch： Study of blood pressure drug valsartan retracted
2013年2月6日毎日新聞：バルサルタン:京都府立医大の効果に関する論文３本撤回
2013年2月6日日刊薬業：ディオバン論文撤回問題統括責任者「不注意による間違い」「結論に影響ない」
2013年2月6日日刊薬業：ノバルティスディオバン有力エビデンスを使用中止
2013年2月12日日刊薬業：ノバルティス・三谷社長ディオバン論文、医療機関に無効説明
2013年2月20日毎日新聞：降圧剤論文撤回:学会が再調査要請京都府立医大に不信
2013年2月28日朝日新聞：薬の効果、論文に疑義京都府立医大、３本を撤回
2013年2月28日朝日新聞：論文に疑惑、教授が辞表京都府医大
2013年2月28日読売新聞：研究論文に「深刻な誤り」…医大教授が辞表提出
2013年2月28日毎日新聞：京都府立医大:責任著者の教授、辞職へ降圧剤論文撤回で
2013年2月28日日刊薬業：ディオバン論文撤回問題統括責任者の京都府立医大・松原氏が辞職
2013年3月16日週刊日本医事新報No.4638： J-CLEAR通信（29） KYOTO HEART Study論文撤回に関して（緊急寄稿） (東京都健康長寿医療センター顧問／臨床研究適正評価教育機構（J-CLEAR）理事長桑島巌)
2013年3月27日日刊薬業：【COI せめぎ合う利益相反問題・下】突き付けられた「ディオバン論文問題」
2013年3月28日毎日新聞：クローズアップ２０１３:降圧剤京都府立医大の論文撤回騒動製薬社員も名連ね
2013年3月28日日刊薬業：ノバルティス新社長に二之宮副社長、三谷氏は最高顧問に
2013年4月10日毎日新聞：京都府医大:幹細胞移植、動物実験経ず臨床
2013年4月11日朝日新聞：元教授の１４論文で不正指摘京都府医大、本人は否定
2013年4月11日毎日新聞：論文不正:松原元教授関与、１３本に不正
2013年4月11日日本経済新聞：元教授が14論文で不正京都府立医大、退職金返還要求へ
2013年4月11日スポーツ報知：京都府立医大、動物実験せず幹細胞移植
2013年4月11日日テレニュース：元教授の論文不正、京都府立医大が認める
2013年4月11日共同通信：１４論文で改ざんや捏造幹細胞移植の京都府立医大元教授
2013年4月12日読売新聞：元教授の１４論文に捏造・改ざん…京都府医大
2013年4月12日毎日新聞：京都府立医大:不正５論文、倫理委パス…松原元教授が申請
2013年4月12日毎日新聞：京都府立医大:論文不正疑惑文科相「大学で徹底調査を」
2013年4月12日読売新聞：元教授の１４論文に捏造・改ざん…京都府医大
2013年4月12日テレ朝ニュース：画像改ざん？京都府立医大元教授が14論文で不正か
2013年4月13日琉球新報：京都府立医大手術組織的な欠陥究明を
2013年4月20日毎日新聞：京都府立医大:降圧剤の全論文を撤回…松原元教授チーム
2013年4月20日読売新聞：京都府立医大元教授の降圧剤論文、全て撤回
2013年4月22日朝日新聞：論文撤回さらに３本京都府医大の元教授
2013年4月22日京都新聞：元教授の３論文撤回府立医大臨床研究結果全てに
2013年4月24日毎日新聞：京都府立医大元教授の論文不正疑惑:慈恵医大も調査へ論文に京都と同じ製薬会社員名
2013年4月24日毎日新聞：降圧剤臨床:スイスの製薬本社、京都の試験で調査開始
2013年4月25日朝日新聞：論文撤回問題、製薬会社が専門家調査ノバルティス
2013年4月25日日刊薬業：ノバルティスディオバン論文、社員関与を調査へ
2013年4月26日朝日新聞：臨床研究、揺らぐ中立性高血圧治療薬の論文撤回
2013年4月30日日刊薬業：ノバルティスディオバン論文の社内調査開始をHPで告知
2013年5月2日毎日新聞：降圧剤論文:他の試験にも社員関与滋賀医大など３大学
2013年5月2日 Forbes： Japanese Research Scandal Expands To A Second Trial And A Novartis Employee
2013年5月2日京都新聞：元教授は「懲戒解雇相当」府立医大論文捏造教授会が処分へ
2013年5月3日号「フライデー」：　ノバルティスの闇　ドル箱降圧剤の論文撤回「有名教授(京都府立医大)と製薬会社(ノバルティスファーマ)の闇」
2013年5月10日 Forbes ： Suspicions Raised About Another Japanese Cardiovascular Researcher

2013年5月13日毎日新聞：降圧剤論文:販売元の社員名外す…京都医大元教授指示か

2013年7月31日日刊薬業：慈恵医大ノ社元社員の供述「信用できない」

2013年7月31日日刊薬業：慈恵医大・中間報告 JIKEI試験、ノ社元社員が「血圧データ操作」
2013年7月31日日刊薬業： JIKEI試験調査委の記者会見の主なやりとり（7月30日、慈恵医大）
2013年7月31日フジテレビ：臨床試験めぐるデータ操作慈恵医大、改ざんの疑いとの中間報告
2013年7月31日 TBS：「慈恵医大の血圧データも改ざんか、論文撤回へ」 News i
2013年7月31日産経新聞：降圧剤データ操作２つの研究相違点は
2013年7月31日産経新聞：ディオバンのメリット強調
2013年7月31日産経新聞：データ解析企業に“丸投げ” ずさんな大学の研究実態
2013年7月31日 NHK（クローズアップ現代）：疑惑の薬～論文データ操作の闇～
2013年7月31日読売新聞：元社員のデータ改ざん濃厚…高血圧薬・研究論文
2013年7月31日 The Mainichi： Another university finds data manipulation for Novartis drug
2013年7月31日 The Asahi Shimbun： University’s plan to pull report on Diovan a blow to Japanese research
2013年8月1日朝日新聞：（社説）高血圧薬不正これは構造的な問題だ
2013年8月1日日刊工業新聞：「バルサルタン」の論文捏造－“規定の過渡期”再検証急げ
2013年8月1日 THE PAGE：降圧剤データ不正問題、真の原因は「薬価統制」だ
2013年8月1日中日新聞：論文捏造、データ改ざん次々業績競争の陰科学者に誘惑
2013年8月1日日本高血圧学会：バルサルタン(ディオバン(R))を用いた臨床研究に関する報道と高血圧治療について
2013年8月2日朝日新聞：論文・研究の不正防止策検討、作業部会設置へ文科省
2013年8月2日毎日新聞：バルサルタン:厚労相が元ノ社社員聴取の意向
2013年8月2日 Science： Around the World
2013年8月2日 CB News：降圧剤データ操作問題で9日に検討委員会
2013年8月3日日本経済新聞：透明で質の高い臨床研究に体制を改めよ
2013年8月3日愛媛新聞：（社説）降圧剤データ操作全容解明と再発防止に努めよ
2013年8月3日朝日新聞：厚労省検討委、９日に初会合ディオバン論文不正問題
2013年8月3日 Sankei Biz：【取材最前線】“お寒い”医薬研究現場
2013年8月3日　週刊日本医事新報 No.4658 ：エンドポイントの改ざんが明らかに－京都府立医科大学調査委員会報告より（桑島巌ほか）
2013年8月3日　NHK：時論公論「"夢の降圧剤"問われる臨床研究」
2013年8月4日アゴラ：隠蔽」は日本の組織体質か --- 岡本裕明
2013年8月5日読売新聞：臨床研究の不正に罰則…政府が新法を検討
2013年8月5日ミクスOnline：日本高血圧学会 Jikei Heart Study中間報告受け「誠に遺憾で許しがたい」
2013年8月5日 WEBRONZA：研究不正はなくならない！？
2013年8月5日 WEBRONZA：研究不正防止は心がけの問題ではない
2013年8月5日 J CAST：人気高血圧薬データ改ざんの闇！製薬会社と担当教授の癒着…1億円の寄付・消えた社員
2013年8月6日共同通信：皮膚障害の恐れ記載指示、厚労省降圧剤添付文書で
2013年8月6日日刊薬業：厚労省通知ディオバン、ネシーナなどの注意改訂を指示
2013年8月6日 TBS：「高血圧治療薬「ディオバン」厚労省が副作用明記を指示」 News i
2013年8月6日産経新聞：疑問多い高血圧学会の対応【家庭医が教える病気のはなし】
2013年8月6日日経メディカル：当事者意識で考えるバルサルタン問題～その1～
2013年8月7日毎日新聞：降圧剤:臨床試験ノバルティスファーマ社ぐるみで支援
2013年8月7日 The Mainichi： Drug company may have given company-wide support to alleged data fudging
2013年8月7日日本高血圧学会：バルサルタン(ディオバン(R))を用いた臨床試験に関する学会の対応の経過報告(8月7日)
2013年8月7日日本高血圧学会： Hypertension Research編集長交代について
2013年8月7日日本高血圧学会：日本高血圧学会倫理委員会発足の経緯
2013年8月7日 FNN：ノバルティス高血圧治療薬に皮膚ただれるおそれ記載を指示
2013年8月7日 RISFAX：ディオバン問題「指南役」外国人医師を調査せず京都府医大／慈恵医大ＣＲＯの経営者、海外向けに論文を“箔付け”
2013年8月7日 RISFAX：厚労省ネシーナ、ディオバンの「使用上の注意」改訂を指示
2013年8月7日 RISFAX：高血圧学会ＪＩＫＥＩ論文、ガイドラインから引用削除
2013年8月7日テレビ朝日：相次ぐ研究者の不正受け文科省対策チームが初会合
2013年8月7日毎日新聞：研究不正:文科省、対策検討会の初会合
2013年8月7日時事通信：研究不正防止の検討開始＝作業部会、９月中間まとめ－文科省
2013年8月7日毎日新聞：降圧剤疑惑:高血圧学会が倫理委設置
2013年8月7日 CB News：降圧剤データ操作で高血圧学会が倫理委設置- 関与会員の処分議論
2013年8月7日西日本新聞：降圧剤情報操作不正防止の対策が急務だ
2013年8月8日  朝日新聞：架空の研究グループ名を記載ディオバン論文不正問題
2013年8月8日  日刊薬業：ディオバン検討委メンバーに桑島氏・曽根氏など12人
2013年8月8日  日刊薬業：ノバルティスディオバン問題、第三者報告書を一部訂正
2013年8月8日  日刊薬業：ディオバン検討委メンバーに桑島氏・曽根氏など12人
2013年8月8日 Pharmacy Newsbreak：ディオバン問題、「誠に遺憾」日薬が見解
2013年8月8日ノバルティスファーマ株式会社：「バルサルタンを用いた5つの医師主導臨床研究におけるノバルティスファーマ株式会社の関与に関する報告書」の訂正に関して
2013年8月8日  ノバルティスファーマ株式会社：バルサルタンの医師主導臨床研究に関して　(訂正後）
2013年8月8日  RISFAX：東京都薬剤師会ディオバン問題、ノバルティスは「不適格企業」
2013年8月8日 RISFAX：日本高血圧学会ディオバン問題で「倫理委員会」設置、処分検討へ
2013年8月8日 RISFAX：ディオバン問題検討委員会、元社員の聴取は「非公開」
2013年8月9日産経新聞：降圧剤データ操作、厚労省検討会で不正防止策
2013年8月9日 CB News：降圧剤データ操作、5大学に11億円寄付
2013年8月9日毎日新聞：降圧剤:ノバルティス、５大学に１１億円寄付
2013年8月9日共同通信：５大学に１１億円超を寄付降圧剤の臨床研究問題
2013年8月9日産経新聞：ノ社、５大学に１１億３２９０万円厚労省、初の検討委千葉大、滋賀医大でもデータに複数の相違
2013年8月9日産経新聞：賠償責任「薬害と別物」刑事責任“虚偽”適用困難
2013年8月9日産経新聞：背景に「治験」に厳しく「臨床」に緩い日本の法規制
2013年8月9日産経新聞：根拠消え憤る患者「なぜこの薬飲むのか」
2013年8月9日 FNN：臨床試験データ操作問題滋賀医科大学でも相違が発覚
2013年8月9日 TBS NEWS：ノバルティス論文不正問題、５大学に１１億円超寄付
2013年8月10日　朝日新聞：滋賀医大、ずさん処理高血圧薬の臨床研究、厚労省が初の検討委
2013年8月10日　週刊日本医事新報 No.4659 ：［バルサルタン論文不正疑惑問題］ Jikei Heart Study論文撤回へ「データ人為的に操作された」
2013年8月10日　毎日新聞：クローズアップ２０１３:バルサルタン臨床試験疑惑元検事の郷原信郎弁護士の話
2013年8月10日　毎日新聞：クローズアップ２０１３:バルサルタン臨床試験疑惑責任追及に課題多く有識者検討委、調査に強制力なし
2013年8月10日日刊薬業：ディオバン検討委千葉大・滋賀医大が調査初報告、「ずさんなデータ」との指摘も
2013年8月11日 WSJ： Novartis Hit by Scandal Over Japanese Drug Studies
2013年8月12日 WSJ：ノバルティスの日本でのデータ改ざんスキャンダル、海外では影響なし
2013年8月12日 WSJ： Japan Clinical Research Scandal Prompts Calls for Stricter Rules
2013年8月12日ミクスOnline：ディオバン問題厚労省は真相究明より再発防止を重視

2013年8月12日ミクスOnline：ディオバン問題検討委が初会合新たに２試験で論文とカルテデータに食い違いも

2013年8月12日ミクスOnline：ディオバン問題厚労省は真相究明より再発防止を重視
2013年8月12日 RISFAX：滋賀医大「杜撰」なデータ、論文と不一致ディオバン検討委 9月末に結論、千葉大「血圧値で相違」も
2013年8月12日 RISFAX：ノバルティス 5大学に「総額11億円超」の奨学寄附金提供
2013年8月12日 RISFAX：ノバルティス建前の「寄附金」から本音の「委受託」で透明化に着手
2013年8月12日 RISFAX：ディオバン検討委論点案を提示、広告や売上金額も議題に
2013年8月12日 RISFAX：ディオバン検討委慈恵医大のエンドポイント委員、堀内氏選定に疑問
2013年8月12日日刊薬業：深まる「データ操作」の謎ディオバン論文問題
2013年8月13日中日新聞：ディオバン、福井の３医療機関が処方中止
2013年8月14日日刊薬業：ディオバン問題政府が答弁書、元厚労省職員ら3人がノ社在籍
2013年8月14日日刊薬業： 12月追補収載ディオバン後発品が承認取得へ、リュープリンも
2013年8月14日医療ガバナンス学会： Vol.199 ノバルティス疑惑、独禁法適用の可能性厚労省にとって「最悪の事態」も
2013年8月15日  医薬経済2013年08月15日号：ディオバンで見えた「構造問題」
2013年8月15日日刊薬業：聖マリ医大病院　ディオバン製品の採用中止、血管障害予防否定で
2013年8月15日日刊薬業：ディオバン問題英ランセット、JIKEI論文の撤回準備始める
2013年8月17日　週刊日本医事新報 No.4660： OPINION Kyoto Heart Study、Jikei Heart Studyに関する調査委員会報告書を読んで（由井芳樹）
2013年8月19日日刊薬業：ディオバン検討委・桑島氏元社員の上司からもヒアリングを
2013年8月19日日刊薬業：日医・今村副会長ノ社の医療保険財政への責任「議論が必要」
2013年8月19日 AERA（アエラ） 8/26号 (2013年08月19日発売)：「急増する大学論文不正と研究者の競争激化」止まらない捏造、改竄．．．不正の深い闇東大をはじめ数々の大学で．．．
2013年8月21日 RISFAX：ディオバン後の降圧剤市場で競争後発品や利尿薬よりも、武田薬品の「アジルバ」に買い
2013年8月22日週刊ダイヤモンド：業績に影響必至のディオバン問題後手に回ったノバルティスの重いツケ
2013年8月22日大阪市立大学：　「Kyoto Heart Study等の論文共著者に関する調査報告書」を公表します
2013年8月22日日刊薬業：大阪市立大ディオバン問題報告書、ノ社と研究者を批判
2013年8月22日日刊薬業：大阪市立大元社員を紹介した教員、ノ社から寄付金400万円
2013年8月22日日刊薬業：大阪市立大調査委元社員の所属・名前の記載めぐる認識で食い違い
2013年8月22日日刊薬業：大阪市立大調査委ディオバン論文、研究責任者らも糾弾「ノ社社員と知っていて記載」
2013年8月22日日刊薬業：臨床研究指針見直し中間まとめに不正行為の対応策、信頼確保へ初の記載
2013年8月22日 MBS：　臨床研究データ改ざん問題問題の元社員大阪市大勤務なし
2013年8月22日時事ドットコム：　「非常勤講師」無断で論文に＝元社員、高血圧薬臨床不正－大阪市立大
2013年8月22日日本経済新聞：　大阪市大、臨床研究問題で関与否定調査結果発表
2013年8月22日読売新聞：高血圧薬改ざん元社員、１１年で講義１回
2013年8月22日共同通信：多くの執筆者、ノ社所属と認識論文データ操作で調査報告
2013年8月22日共同通信：大阪市立大が調査報告公表
2013年8月22日 CBニュース：ノ社元社員、非常勤講師の勤務実態ほぼ皆無
2013年8月22日毎日新聞：バルサルタン疑惑:大阪市大の肩書「都合良かった」
2013年8月22日 MT Pro：バルサルタン関連論文の肩書き使用で調査結果を報告，大阪市大「一切関わっていない」
2013年8月23日毎日新聞：＜バルサルタン疑惑＞学術会議の検討委が初会合
2013年8月23日産経新聞：降圧剤データ改竄大学調査委「大阪市大にも責任」無給講師の活動放置
2013年8月23日産経新聞：【ディオバン・歪んだ臨床研究（上）】「日本人にだけ特によく効く薬」…脳卒中、心臓疾患リスク低減の大ウソ
2013年8月23日 RISFAX：大阪市大論文に「一切関与なし」、ノバルティスと元社員に謝罪求める
2013年8月23日 RISFAX：ディオバン問題大阪市大の肩書で元社員が抗議、筆頭著者は「記憶なし」
2013年8月23日 RISFAX：大阪市大ディオバン問題で5大学を批判、「極めて杜撰」
2013年8月23日日経メディカル：特集◎相次ぐ研究不正、信頼回復のための10人の提言医師の臨床上の疑問を明らかにする研究を第3回木村健二郎氏（聖マリアンナ医大腎臓・高血圧内科教授）
2013年8月26日日刊薬業：ディオバン関連製品徳洲会グループも採用中止、全国66病院などで
2013年8月26日法と経済のジャーナル：高血圧薬ディオバン問題、難航する真相解明検察、公取委の出方は？郷原信郎弁護士に聞く
2013年8月27日毎日新聞：バルサルタン:徳洲会グループが使用を中止
2013年8月27日 RISFAX：徳洲会グループ「ディオバン」を採用中止、別のＡＲＢに
2013年8月27日朝日新聞：（ニュースがわからん！）医学誌に載る論文、どう決まるんじゃ
2013年8月28日日刊薬業：民医連加盟143病院でディオバンの変更・採用中止
2013年8月28日毎日新聞：バルサルタン:民医連が使用中止決める
2013年8月30日産経新聞：臨床研究データ操作問題で「日本の臨床研究は危機的」日本医学会
2013年9月1日産経新聞：「誇大広告に該当」厚労省、立ち入り検査も検討降圧剤データ操作
2013年9月2日毎日新聞：バルサルタン:解析、論文作成同時にノ社も認める
2013年9月3日ミクスOnline：厚労省・ディオバン問題検討会ノバルティスは元社員への本社の直接関与を否定
2013年9月3日朝日新聞：論文不正に関与、ノバルティス元社員を聴取へ厚労省検討委
2013年9月6日産経新聞：英医学誌、慈恵医大論文も撤回
2013年9月6日ミクスOnline： LANCET誌 JIKEI HEART論文を撤回研究の誠実さに疑念
2013年9月19日　ノバルティス捏造論文問題製薬企業間チェックで不正防止を（原田泰（早稲田大学政治経済学部教授・東京財団上席研究員））
2013年9月26日産経新聞：「混乱を招き、遺憾」ノ社社長が厚労相と初面会
2013年9月26日 TBS：高血圧治療薬の論文不正「誇大広告」か厚労省が調査検討
2013年9月26日毎日新聞：バルサルタン:論文引用、宣伝４００種超
2013年9月26日毎日新聞：バルサルタン:厚労省、製薬会社調査へ誇大広告の疑い
2013年9月27日産経新聞：「ノバルティス社が関与」明記へ厚労省の有識者委
2013年9月27日 NHK：臨床研究問題製薬会社が陳謝
2013年9月27日時事通信：高血圧薬研究「会社が関与」＝薬事法違反の可能性指摘―データ操作者不明・厚労省委
2013年9月28日産経新聞：誇大広告で厚労省が刑事告発検討立ち入り検査へ
2013年9月30日産経新聞：不正防止の“特効薬”なし
2013年9月30日 NHK：社員証言「ARB戦争と言われるほど」
2013年9月30日 NHK：臨床研究データ操作調査委が中間報告案
2013年9月30日時事通信：「厚労省に協力」＝データ操作関与は否定―ノバルティス社長・降圧剤不正
2013年9月30日時事通信：元製薬社員「会社業務と認識」＝厚労省有識者委、中間報告承認―薬データ操作
2013年9月30日ミクスOnline：薬局の印象度トップはノバルティスディオバン問題受け訪問増好印象が半数以上
2013年10月1日  産経新聞：信頼低下は「企業と大学の責任」中間報告、厳しい指摘
2013年10月1日  産経新聞：「指摘真摯に受け止める」ノ社社長謝罪降圧剤データ操作
2013年10月1日  産経新聞：疑惑指摘の京大病院医師、揃いすぎたデータに疑問
2013年10月1日 NHK：データ操作厚労省が年内の調査検討
2013年10月1日フジテレビ系：臨床試験データ操作問題ノバルティス「組織的な関与なかった」
2013年10月1日ミクスOnline：厚労省・ディオバン問題検討委が中間報告案了承広告・保険財政上の課題など「必要に応じ厳しい対応を」
2013年10月2日ミクスOnline：製薬協・会長声明透明性確保に向けた検討「今後速やかに着手」
2013年10月3日時事通信：データ操作「証拠ない」＝スイス本社社長が会見－ノバルティス
2013年10月4日ミクスOnline：ノバルティス本社・エプスタイン社長ディオバン問題で売上低下も信頼性低下の影響を強調
2013年10月4日朝日新聞：ノバルティスの会員資格を停止論文不正で製薬協会
2013年10月4日朝日新聞：ノバルティス社長、逃げの答えに終始論文不正会見
2013年10月7日ミクスOnline：ディオバン問題 JIKEI HEART Study中間解析結果を主任研究者らが熟知“統計解析者と綿密な打ち合わせ”
2013年10月11日京都府立医科大学が「臨床研究事案等を踏まえた再発防止策及び教員に係る処分等について」にて、松原弘明元教授の退職金全額返納、および、吉川敏一学長の訓告処分、福居顕二付属病院病院長兼副学長の文書注意処分が発表された。
2013年10月12日朝日新聞：京都府立医大が学長ら処分高血圧治療薬の論文不正問題
2013年10月13日共同通信：降圧剤、滋賀医大もデータ不一致ノバルティス薬の臨床研究
2013年10月13日毎日新聞：＜バルサルタン＞滋賀医大もデータ不正…学内調査指摘へ
2013年10月14日  産経新聞：ディオバン、滋賀医大もデータ不一致学内調査、月内に公表
2013年10月14日共同通信：降圧剤論文データ滋賀医大でも人為操作か
2013年10月16日  時事通信：滋賀医大もデータ食い違い＝高血圧薬論文、操作の可能性
2013年10月21日ミクスOnline：ディオバン問題 JIKEI HEART Study LANCET誌掲載のメイン図表に重大な誤り
2013年10月23日共同通信：ディオバン、服用推奨薬を維持…日本高血圧学会
2013年10月24日朝日新聞：５大学論文、学会の治療指針に引用せず高血圧薬不正
2013年10月24日共同通信：　高血圧学会も調査へ降圧剤の臨床研究
2013年10月31日時事通信：データ操作「否定できず」＝ノバルティス有利に－高血圧薬で報告・滋賀医大
2013年10月31日毎日新聞：＜バルサルタン＞滋賀医大データ操作認め謝罪
2013年10月31日共同通信：滋賀医大臨床研究、不一致１０％「論文不適切」
2013年10月31日ミクスOnline：臨床研究の光と影ディオバン問題の深層に迫る
2013年10月31日ミクスOnline：日本高血圧学会臨床試験の在り方委員会設置などで再発防止
2013年10月31日医療介護CBnews（キャリアブレイン）：滋賀医大の論文、「科学的に不適切」
2013年11月1日  産経新聞：ノバルティスファーマを刑事告発降圧剤広告は「誇大」薬害ＮＧＯ
2013年11月1日  産経新聞：ノ社元社員関与、降圧以外の効果…３大学論文に共通点
2013年11月1日  時事通信：ノバルティスを刑事告発＝誇大広告や不正競争容疑—ＮＧＯが東京地検に
2013年11月1日ミクスOnline：滋賀医大 SMART調査報告で10.1％のデータ不一致「科学論文としては不適切」
2013年11月2日朝日新聞：ノバルティス社を告発論文不正問題でＮＧＯ
2013年11月6日ミクスOnline：田村厚労相ディオバン問題で「どこかで誰かが意図的に変えていなければ起こらない」
2013年11月20日ミクスOnline： ARBディオバンの13年７～９月売上前年同期比15.7％減 IMSジャパンまとめ
2013年12月9日時事通信：　名古屋大「改ざんなし」＝高血圧薬データ、中間報告へ
2013年12月10日  産経新聞：千葉大でもデータ操作か大学側、関与の可能性
2013年12月13日朝日新聞：ディオバン問題「意図的改ざんなし」名古屋大中間報告
2013年12月13日時事通信：名古屋大、データ操作を否定＝4大学目で初―高血圧薬問題
2013年12月13日読売新聞：名大は「データ操作ない」…ディオバン臨床研究
2013年12月14日  産経新聞：降圧剤で名大「論文データ操作なし」
2013年12月16日ミクスOnline： NAGOYA HEART 恣意的なデータ操作の痕跡認められず降圧薬・ディオバンめぐる臨床研究で
2013年12月17日  産経新聞：千葉大中間報告「相違最大８％」も「意図的でなかった」強調
2013年12月17日毎日新聞：＜バルサルタン＞千葉大中間報告「データ操作見いだせず」
2013年12月18日  産経新聞：降圧剤データ改竄でノ社を刑事告発へ厚労省、誇大広告の疑い
2013年12月18日  産経新聞：相違なぜ起きた？明確な回答なし、未解明のまま発表
2013年12月18日読売新聞：ディオバン問題、意図的データ操作なし…千葉大
2013年12月18日時事通信：データ5～8％食い違い＝高血圧薬「操作確認できず」―千葉大
2013年12月18日ミクスOnline： VART 千葉大学内部調査で意図的なデータ操作認められず降圧薬・ディオバンの臨床研究
2013年12月19日朝日新聞：ノバルティス論文不正、告発へ組織性有無、調査に限界厚労省、捜査に託す
2013年12月25日朝日新聞：厚労委、千葉大の調査報告に異議ディオバン論文不正
2014年1月6日 RISFAX：滋賀医大「ＳＭＡＲＴ」論文の調査結果、研究グループが反論へ

2014年1月8日読売新聞：ノバルティスファーマ社告発へ…薬事法違反容疑
2014年1月8日産経新聞：厚労省、ノ社告発先送り詰めの調整

2014年1月8日毎日新聞：薬事法違反:容疑で８日ノバルティス告発厚労省

2014年1月8日日刊薬業：ディオバン問題厚労省、きょうノ社を刑事告発へ薬事法違反容疑で

2014年1月8日共同通信：降圧剤データ操作、告発先送り厚労省、薬事法違反で詰め必要
2014年1月8日日刊薬業：ディオバン問題ノ社の刑事告発、9日以降に持ち越しか
2014年1月8日 RISFAX：田村厚労相ディオバン問題の対応、「喫緊に判断」