2013年4月30日火曜日

RISFAX: ノバルティス ディオバン問題 2013年5月27日

RISFAX: ノバルティス ディオバン問題 2013年5月27日

田村厚労相 ディオバン問題、ノバルティスに「強く指導」

 田村憲久厚生労働相は24日の閣議後会見で、ノバルティスファーマの高血圧症治療薬「ディオバン」(一般名=バルサルタン)に関する論文に同社の社員が関与していた問題に言及した。社員が研究に加わっていた情報を公開しなかったのは「公平ではない」と強調。組織ぐるみの可能性については「まだ判断材料がない」としたものの、関係学会などの調査結果を待ったうえで「強く指導しなければならない」と語った。......


高血圧学会・第三者委員会 大学より「利害係の強い企業」の肩書開示を

ノバルティスファーマの降圧剤「ディオバン」(一般名=バルサルタン)に関する臨床研究の論文撤回を契機に発足した、「臨床試験に関わる第三者委員会」(議長=平井昭光・レックスウェル法律特許事務所)は25日、都内で開催した日本高血圧学会主催のシンポジウムで報告書を公開。臨床研究に携わるうえで利害関係は「適切に開示・公開することが重要」と強調した。なかでも、臨床研究の統計解析を担当したノバルティス社員が、......



日本医学会・高久会長 京都府医大のノバルティス取引停止、「やり過ぎ」

日本医学会の高久史麿会長は24日、ノバルティスファーマのディオバン問題を受けて、京都府立医科大学が同社の医薬品を23日付で原則取引停止にしたことについて、「やり方が少しおかしい」と批判した。京都府立医大に対し、ディオバン問題の発端となった松原弘明元教授が所属していたことから、「責任がある」と述べた。問題が公になったからといって、同社にペナルティーを与える手法を疑問視した。

 高久会長は、「......


ディオバン問題 利益相反の申告、「不十分」
日本医学会がガイドライン改定へ、大学側にも再検証求める

日本医学会は24日、京都府立医科大学が実施したノバルティスファーマの高血圧症治療薬「ディオバン」(一般名=バルサルタン)に関する医師主導臨床研究について、記者会見を開催。同社からの資金提供や元社員の関与を開示していなかったことは、利益相反(COI)の申告が「不十分だった」と判断した。高久史麿会長は「許し難い行為。信頼を揺るがしたと言われても仕方がない」と批判し、大学側に第三者による試験データの再......


京都府医大元教授に20社以上が寄付
ディオバン問題で医師治験、「疑惑招かない」ルールづくり急務に

京都府立医科大学の松原弘明元教授が行った大規模臨床試験の論文撤回で、広がりを見せるノバルティスファーマの「ディオバン問題」。論文が撤回される一方で、松原元教授が同社から年間数千万円の奨学寄附金を得ていたことで、同社による試験への関与が疑われた。松原元教授は、ほかにも20社以上の製薬会社から資金提供を受けており、不信感は製薬業界全体に向かう可能性がある。製薬会社による研究者への寄付が疑惑を招かない......




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