http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20130228-OYT8T00973.htm?from=popin
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京都府立医大は28日、複数の研究論文で「深刻な誤りがある」と指摘され、学会から論文を撤回された松原弘明教授(55)(循環器内科学)が、辞表を提出したことを明らかにした。「大学に迷惑をかけた」と説明しているという。
論文は、高血圧患者に降圧剤「バルサルタン」を投与すると、脳卒中などのリスクを下げる効果があるとする3本。2009~12年に日本循環器学会誌(2本)と欧州心臓病学会誌(1本)に発表したが、両学会は昨年末と今年2月に、データ解析に「問題がある」として論文を撤回した。松原教授は、これまでの読売新聞の取材に対し、論文の撤回について「集計のミスであり、通常なら修正すれば済む。論文の結論には影響を与えていない」などと書面で回答している。
(2013年2月28日 読売新聞)
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