- 2013/5/24 11:48
田村憲久厚生労働相は24日の閣議後の記者会見で、元社員が論文で身分を明かさずに大学の臨床研究に関与したスイス製薬大手の日本法人、ノバルティスファーマ(東京・港)について「研究に加わっていたのに情報公開していなかった。強く指導したい」と述べた。
元社員は在職中、高血圧症治療薬「ディオバン(一般名バルサルタン)」について、脳卒中や心筋梗塞の予防効果をほかの薬と比較した臨床研究に参加。論文では非常勤講師を務めていた「大阪市立大」の肩書を使っていた。田村厚労相は「利益相反の恐れがあるものに対し、製薬会社は(国民の)不信感が募らないように対応してほしい」と述べた。
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