2013年7月5日金曜日

毎日新聞: バルサルタン:民医連が使用中止決める

バルサルタン:民医連が使用中止決める

毎日新聞 2013年08月28日 23時27分(最終更新 08月28日 23時28分)
 降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)を巡る臨床試験疑惑で、全国約1800の医療・福祉施設でつくる全日本民主医療機関連合会は28日、バルサルタンの使用を原則中止すると公表した。加盟医療機関に対する販売元ノバルティスファーマの営業活動を停止させることも決めた。
 民医連は、京都府立医大や東京慈恵会医大の試験で発覚したデータ操作について「大学や医学者、製薬企業として許されない反社会的行為」と指摘。その上で、中止の理由を「患者から疑問、不安が出ており、個々の医師の判断で処方の変更などが行われている」と説明した。
 民医連は、今月22日にノ社側から一連の経緯について説明を受けたが、「企業倫理そのものが問われているとの認識は感じられなかった」として、バルサルタン以外の同社の薬剤も使用中止にする。【八田浩輔】

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