5大学に11億円超を寄付 降圧剤の臨床研究問題
降圧剤問題をめぐる検討委員会の初会合で、あいさつする田村厚労相=9日午後、厚労省
製薬会社ノバルティスファーマの降圧剤ディオバン(一般名・バルサルタン)を使った臨床研究のデータ操作問題で、厚生労働省は9日、実態調査と再発防止に向けた検討委員会の初会合を開催、臨床研究をした5大学の研究室にノ社が提供した奨学寄付金は、総額11億3290万円であることがノ社の資料で分かった。
各研究室は寄付金を臨床研究に掛かる費用に充てていたとみられる。ノ社の元社員がデータ解析になどに関わっていたことも判明しており、医師が主導する臨床研究でありながら、製薬会社が費用や人員を丸抱えしていた可能性が高まった。
2013/08/09 20:59 【共同通信】
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