2013年7月4日木曜日

産経新聞: 降圧剤データ操作、厚労省検討会で不正防止策

降圧剤データ操作、厚労省検討会で不正防止策

産経新聞 8月9日(金)7時55分配信
 製薬会社「ノバルティスファーマ」(東京)が販売する高血圧治療の降圧剤「ディオバン」(一般名・バルサルタン)を使った臨床研究のデータ操作問題で、厚生労働省は9日、再発防止に向けた初の検討会を開く。委員は臨床研究の専門家や弁護士、患者団体ら12人からなり、臨床研究の不正防止策を検討する。

 田村憲久厚労相は、ディオバンの臨床研究で行われたデータ操作について「委員会でもしっかり調査したい」としており、データ操作が明らかになった京都府立医大と東京慈恵医大、ノ社の関係者のほか、データ解析を担当したノ社の元社員からも可能な限り事情を聴く方針。

 また、再発防止策は厚労省が昨年12月から見直しを進めている臨床研究の倫理指針にも盛り込まれる見込みだ。

 検討会は、月に複数回のペースで開かれ、早期に結論を出す。

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