2013年7月5日金曜日

2013年8月12日 RISFAX

2013年8月12日

滋賀医大 「杜撰」なデータ、論文と不一致
ディオバン検討委 9月末に結論、千葉大「血圧値で相違」も

 厚生労働省は9日、ディオバン問題の調査と再発防止に向けた「高血圧治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会」(委員長=名古屋大学・森嶌昭夫名誉教授)の初会合を開催した。田村憲久厚労相は、政府として画期的な医療技術の実用化をめざしており、「臨床研究が信頼されなくなると、日本にとって大変大きな問題になってくる」と挨拶。「誰がどのような意図をもって、何のために、このようなことが起きたのか」を含めて調査する......






2013年8月12日

ノバルティス 5大学に「総額11億円超」の奨学寄附金提供

 ノバルティスファーマは厚生労働省が9日に開いた「高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会」で、問題となっているディオバンの5つの医師主導臨床研究の主任研究者が主宰する研究室に提供した奨学寄附金が02~12年の10年間で、総額11億3290万円にのぼることを明らかにした。

 各大学の金額を上位順にみると、京都府立医科大学3億8170万円、名古屋大学2億5200万円、千葉大学2億4600......






2013年8月12日

ノバルティス 建前の「寄附金」から本音の「委受託」で透明化に着手

 ノバルティスファーマの永田修取締役コンプライアンス本部長は、厚生労働省が9日に開いた「高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会」で、ディオバン問題を受けた再発防止策を説明。そのひとつとして、今後自社製品が絡む大学の研究への協力は奨学寄附金ではなく、委受託契約方式に移行すると強調した。

 奨学寄附金は大学の研究者からの要請を受けた企業が使途の特定をせずに提供するもので、建前上、企業は無......





2013年8月12日

ディオバン検討委 論点案を提示、広告や売上金額も議題に

 厚生労働省は9日に開いた「高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会」に、論点案を提示した。ディオバン問題を踏まえて、臨床研究の信頼性と質の確保や大学等研究機関と製薬企業との間の透明性の確保を論点としてあげた。また、ノバルティスが一連の誤ったデータに基づき、ディオバンの広告などの販売促進活動を行ったことと、それによって得た売上金額についても論点として示した。......







2013年8月12日

ディオバン検討委 慈恵医大のエンドポイント委員、堀内氏選定に疑問

 厚生労働省が9日に開いた「高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会」では、ノバルティスファーマだけでなく、大規模臨床試験を行った大学側にも厳しい意見や質問が向けられた。NPO臨床研究適正評価教育機構の桑島巌理事長は、東京慈恵会医科大学の「JIKEI HEART Study」について、エンドポイント委員会のメンバーに、基礎分野の堀内正嗣教授が入っていることを疑問視。エンドポイント委員会での判......



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