2013年7月8日月曜日

朝日新聞: ノバルティス社長、逃げの答えに終始 論文不正会見

朝日新聞: ノバルティス社長、逃げの答えに終始 論文不正会見

http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY201310030467.html
http://megalodon.jp/2014-0124-0913-51/www.asahi.com/national/update/1004/TKY201310030467.html

【辻外記子、編集委員・浅井文和】高血圧治療薬ディオバン(一般名・バルサルタン)の臨床研究に関する論文のデータが不正に操作されていた問題で、ノバルティスファーマ・スイス本社のデビッド・エプスタイン社長らが3日、都内で記者会見を開いた。米科学誌など内外メディアの報道陣の質問に答えたが、不正を防げなかった具体的な過程は説明せず、逃げの答えに終始した。
ノバルティスを会員資格停止処分 
 問題の臨床研究は京都府立医科大の研究室に約3億8千万円、東京慈恵会医科大の研究室に約1億9千万円というノバルティス日本法人からの巨額の奨学寄付金で支えられた。
 寄付金支出を決めた社内の意思決定過程の説明を求める質問に対しては、「当時は意思決定の手順がなかったので明確ではない」と具体的な答えはなく、「奨学寄付金額が大きいと過ちが起きる可能性があるので上限を設けた」と、今後の対策に話を移した。


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