2013年7月5日金曜日

共同通信: 多くの執筆者、ノ社所属と認識 論文データ操作で調査報告

多くの執筆者、ノ社所属と認識 論文データ操作で調査報告


 記者会見を終え、退席する大阪市立大大学院医学研究科の荒川哲男研究科長(右手前)ら=22日午後、大阪市阿倍野区
製薬会社ノバルティスファーマの降圧剤ディオバン(一般名・バルサルタン)を使った臨床研究のデータ操作問題で、研究論文に関与した当時の同社社員=退職=に非常勤講師を委嘱していた大阪市立大が22日、独自の調査報告書を公表した。元社員は論文でノ社所属である事実を伏せ、市立大講師の肩書を使用していたが、報告書は研究を実施した五つの大学の研究責任者の多くが所属を認識していたと結論付けた。
 市立大は臨床研究に関与していないのに無断で大学名を使われたとしてノ社や元社員、5大学の研究責任者に抗議する方針を示した。
 調査は5大学の9論文を対象に実施。

2013/08/22 19:57   【共同通信】

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