2013年4月30日火曜日

毎日新聞: バルサルタン:高血圧学会、千葉大論文に「不正なし」

2013年7月2日  毎日新聞: バルサルタン:高血圧学会、千葉大論文に「不正なし」

http://mainichi.jp/select/news/20130703k0000m040056000c.html
http://megalodon.jp/2013-0723-0406-10/mainichi.jp/select/news/20130703k0000m040056000c.html

バルサルタン:高血圧学会、千葉大論文に「不正なし」

毎日新聞 2013年07月02日 20時14分
 降圧剤バルサルタンに血圧を下げる以外の効果もあるとした臨床試験疑惑で、日本高血圧学会は2日、千葉大の研究チームの論文に「現段階では不正なデータ操作は見つかっていない」とする中間報告結果を公表した。同学会誌が2011年にこの論文を掲載したため、外部の有識者を交えた委員会でデータを再検証した。今後、学会とは別に調査している千葉大と連携し、カルテの照合などの追加調査を行うという。
 今年に入り、販売元「ノバルティスファーマ」社員の試験への不透明な関与が明らかになったため、学会側が調査を進めてきた。
 論文の著者らは調査委に対し、患者データを点検して操作できないようにロック(固定)した後に、社員から統計解析に関するアドバイスを受けたと説明。また、調査委が業者に委託してロックされた後のデータを再解析したところ、論文の数字と一致したという。
 千葉大の試験は、バルサルタンを使った患者は別の降圧剤を使った患者と比べ、血圧の下がり方は同じでも心臓や腎臓を保護する効果が高いとした。【八田浩輔】

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