2013年4月30日火曜日

厚生労働省: 京都府立医科大学の調査結果に対する厚生労働大臣談話




平成25年7月12日
医政局研究開発振興課
課長 一瀬(2540)
課長補佐 高江(2542)
課長補佐 本間(2590)
(代表電話) 03(5253)1111
(直通電話) 03(3595)2430

京都府立医科大学の調査結果に対する厚生労働大臣談話

 昨日、京都府立医科大学において、同大学を中心として実施されたノバルティスファーマ社の降圧剤バルサルタンに係る臨床研究に係る論文について、何らかのデータ操作が行われていたとの発表が行われたことを受け、別添のとおり、厚生労働大臣の談話を公表します。




京都府立医科大学の調査結果に対する談話

平成25 年7 月12 日

厚生労働大臣

昨日、京都府立医科大学が行った記者発表によると、論文作成時
のデータ解析に用いられたとされる解析用データと、患者のカルテ
情報の間に相違が見られるということでありました。
これは、データのねつ造・改ざんが強く示唆されるような内容で
あり、先日閣議決定された日本再興戦略においても、革新的な医療
技術の実用化等を進めることとしている中で、こうした取組の前提
となる臨床研究において、今回、このような問題が起こったことは、
大変遺憾に思います。
今後、厚生労働省としても、こうした調査結果を踏まえ、今回の
問題への対応と再発防止策について検討したいと考えています。
このため、厚生労働大臣直轄で、問題の状況把握と再発防止策の
検討等を行う検討委員会を早急に設置するとともに、「臨床研究に
関する倫理指針」の見直しを行うことにより、対応していきたいと
思います。
なお、検討委員会のメンバーや開催時期等詳細については、改め
てご報告します。

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